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《訃報》池田利夫 鶴見大学名誉教授が逝去されました





池田利夫先生がご逝去されました、
謹んで哀悼の意を表します。

池田先生には、鶴見大学御在籍中より
多くのことを教えていただき、
小社からは処女作『浜松中納言物語総索引』をはじめ、
『尾州家河内本源氏物語』全5巻(共編)
『校注 更級日記(完)』
『更級日記浜松中納言物語攷』
『梗概 源氏物語』
『雑誌『むらさき』戦前版・戦後版 総目次と執筆者索引』
「武蔵野文学 第48集」の「特集・源氏物語」監修
など、さまざまな場面で大変お世話になりました。

池田先生の玉稿で、一番最後に担当させていただいたのは、
「むらさき」第47輯の巻頭言〝「みこ」と「御こ」と〟でした。
この巻頭言は「みこ」と「御こ」の表記の使い分けについて述べられたものですが、往時より池田先生は国語学者?と思わせるほど、こと語彙の峻別表記には敏感な方でした。
今思えば、先生の玉稿を担当させていただき、相当勉強になりました。

よく、鶴見大学の御研究室に伺い、御相談ごとをもちかけると、
いつも親身になって考えていただき、その帰りには
必ず鶴見駅至近の中華料理店でご馳走になりました。
「とりあえず一杯」のビールは普通、冷たく冷やされていますが、
先生の場合は常温のビールがお好みで、店にもちゃんと常備されていました。
「ここは鶴見なんだから」と、一切お代を受け取らす、
必ずご自身でお支払いを済まされていましたが、
それは、たとえ場所が神保町だろうと銀座だろうと一緒のことでした・・・。

そして、相談したことが成就すると(例えば「武蔵野文学」が出来上がると)、その成功報酬は「サントリーのダルマを1本」というのが小社との取り決め(?)でした。
この取り決めは、池田先生が懇意になさっていた編集者(その後独立して書肆開扉)との約束がその起源であると伺ったことがあります。

さまざまな想い出が交錯し、まだ頭の中が整理できていませんが
今は、ご冥福を祈るばかりです。

書院主拝


池田利夫(いけだ・としお)

1931年7月11日生まれ(80歳)
2012年3月12日午後6時13分死去


ご葬儀

喪主 池田英子(妻)
日時 3月14日(水)午後6時〜7時 通夜
   3月15日(木)午前11時30分〜12時30分 葬儀
場所 大仙寺
〒140-0014 横浜市保土ヶ谷区霞台15-16
電話045-331-2905 FAX045-336-2758

【電車・バスでおこしの方】
JR保土ヶ谷駅徒歩6分
市営・神中バス「八幡橋」下車徒歩2分

【葬儀の問い合わせ・供花・供物のご注文等】
有限会社テンレイ
フリーダイヤル 0120-88-5990
電話045-844-5990 FAX045-841-1509


※以上「ご葬儀」は笠間書院さんのブログより情報を転載させていただきました







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