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研究書(語学系) 詳細

9784838607174

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近世節用集史の研究

書名かな きんせいせつようしゅうしのけんきゅう
著者(編者)名 佐藤貴裕 著
著者(編者)名かな さとうたかひろ
ISBNコード 978-4-8386-0717-4
本体価格 12,000円
税込価格 12,960円
判型 A5判上製函入
頁数 440頁
刊行日 2019年2月25日
在庫 在庫あり
※10冊以上購入ご希望の場合には別途ご連絡下さい。

本書は近世節用集の展開を跡づけ
その辞書的意義を検討するための基礎的研究である。
節用集はその誕生期である戦国・安土桃山時代にも相当数の写本が行われていた。
近世においてはことに多様な異本が生み出され、広範な利用者を獲得していった。
その節用集、ことに多彩な異本が生み出された近世節用集の展開を描いてみたい。
その営みは国語学的研究の側から見れば、資料研究の一つとなるであろう。
辞書的研究からも近世における一大勢力の史的記述として一定の位置を与えられるものと思われる。

目次
まえがき
第一部 序論
 導言
 第一章 視点・方法
   はじめに
   第一節 形式と系統
   第二節 展開概観
   第三節 対立と棲み分け
   第四節 特徴の内部へ
   第五節 未確認書への対応
   おわりに
 第二章 節用集史の記述のために
   はじめに
   第一節 概略の説明
   第二節 『〔開版〕節用集〔分類〕目録』
   第三節 多角的な俯瞰
   おわりに 
 第三章 書名要素「節用集・節用」の通史
   はじめに
   第一節 字数の変遷
   第二節 基称の興廃
   第三節 基称の位置
   第四節 基称を用いない諸本
   おわりに

第二部 総論――近世節用集史概観
 導言
 第一章 典型形成期
   はじめに
   第一節 寛永まで
   第二節 万治以降
   第三節 寛文・延宝期諸本のあつかい
   おわりに
 第二章 教養書化期
   はじめに
   第一節 教養書化への注視
   第二節 教養書化の過程と要因
   第三節 新規性獲得の過熱化
   おわりに
 第三章 検索法開発期
   はじめに
   第一節 近世節用集の検索法
   第二節 近世後期節用集の検索法
   第三節 新たな検索法の評価
   第四節 問題点の考察
   おわりに
 第四章 二極化期
      ――イロハ・意義検索節用集の大型化
   はじめに
   第一節 イロハ・意義検索節用集の大型化
   第二節 大型化傾向の社会背景
   第三節 形式的な大型化
   第四節 未刊の諸本
   おわりに
 第五章 二極化期――早引き節用集の大型化
   はじめに
   第一節 早引節用集の大型化
   第二節 大型早引節用集の諸相
   第三節 未刊の諸本
   第四節 非大型本にみる大型化
   おわりに

第三部 各論――展開の諸相と研究課題
 導言
 第一章 易林本『節用集』の諸問題
   はじめに
   第一節 易林本の性格
   第二節 原刻版・平井版の枠と本文
   第三節 平井版諸本の序列
   第四節 版木の損傷と平井別版・小山版
   第五節 小山版の刊行者
   第六節 刊記をめぐって
   おわりに
 第二章 横本『二体節用集』の諸問題
   はじめに
   第一節 近世節用集史上の意義
   第二節 諸本の関係
   第三節 刊記と消長
   第四節 盛衰の実態管見
   第五節 書肆の推定
   おわりに
 第三章 寿閑本『節用集』の意義
   はじめに
   第一節 慶長刊行諸本の概要
   第二節 寿閑本の性格
   第三節 刊行者・寿閑
   第四節 慶長一六年本節用集をめぐって
   おわりに
 第四章 『節用集』寛永六年本類の系統
   はじめに
   第一節 諸本概観
   第二節 寿閑本系の確認
   第三節 系統の交雑
   おわりに
 第五章 『真草二行節用集』の刊行状況
   はじめに
   第一節 版種研究の必要性
   第二節 刊行・異版のインターバル
   第三節 諸本の検討
   おわりに――〈江戸版〉の可能性
 第六章 近世前期節用集の検索補助法
   はじめに
   第一節 慶長・寛永期
   第二節 寛文・延宝期
   第三節 『頭書増補二行節用集』
   おわりに
 第七章 早引節用集の位置づけをめぐる諸問題
   はじめに
   第一節 『〔宝暦新撰〕早引節用集』の序
   第二節 近世庶民の言語生活
   第三節 従来型の節用集の対応
   第四節 早引節用集自体の諸問題
   おわりに
 第八章 検索法多様化の余燼
   はじめに
   第一節 仮名数検索の導入をめぐって
   第二節 仮名順検索と編集様態
   第三節 意義分類の再検討
   第四節 視線移動の省力化
   おわりに
 第九章 イロハ二重検索節用集の受容
   はじめに
   第一節 イロハ二重検索節用集諸本
   第二節 天保の改革と節用集界
   おわりに

第四部 展望――新たな課題へ
 導言
 第一章 節用集の辞書的研究の現況と課題
   はじめに
   第一節 従来の研究の大要
   第二節 節用集諸本の現況と問題点
   第三節 資料新出の可能性
   第四節 版種研究
   第五節 編集をめぐる諸相の解明
   第六節 諸本の性格論・本質論
   第七節 付録研究の進展
   第八節 利用様態研究の可能性
   おわりに
 第二章 古本節用集における対利用者意識
   はじめに
   第一節 対利用者意識
   第二節 印度本と付録
   第三節 多様な変容
   第四節 書体の意味
   第五節 改編の契機としての出版
   おわりに
 第三章 付録研究への展望と限界
   はじめに
   第一節 付録研究への躊躇
   第二節 付録とその効用
   第三節 「雑多な」「百科事典的」「踏襲性」
   第四節 地誌としての武鑑
   おわりに
あとがき
参考文献
付属 近世節用集一覧
要語索引



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