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平安朝日本漢文学の基底

書名かな へいあんちょうにほんかんぶんがくのきてい
著者(編者)名 濱田 寛 著
著者(編者)名かな はまだ かん
ISBNコード 978-4-8386-0219-3
本体価格 16,000円
税込価格 17,600円
判型 A5判上製函入
頁数 688頁
刊行日 2006年9月20日
在庫 在庫あり
 本書は平安朝日本漢文学における規範意識の解明を中心とする。
 ここにいう規範意識とは作品を構成する際に前提とされる形式論的枠組の謂いである。
 平安朝日本漢文学という総称から理解されることであるが、その規範とはまず「漢文学」としての規範の解明が第一義となるが、直ちに「平安期日本漢文学」のそれとして捉え直される必要があり、本書の興味の所在もその点にある。
 ここにいう「漢文学」としての規範は、広範な中国文学一般をその対象とするのではなく、日本に将来された漢籍に対する邦人の理解として了解されるもの、換言すれば中国文学の享受の問題としてあることは自明である。
 しかし、その享受の実態を解明するためには当時の諸記録に立脚した具体的個別的事象の分析を中核とする考察が必須となる。
 また、この考察において使用する言語において意味したものとの相違点を明らかにし、かかる知見によって「日本漢文学」の立脚した規範の理解を目指すことになろう。 (緒言より)
第一章 省試詩を巡る問題点
 第一節 問題の所在
 第二節 長徳三年省試について
 第三節 長久二年省試について
 第四節 長元七年省試について
 【付篇】「即事」詩の展開

第二章 対句説及び詩病説の展開
 第一節 問題の所在
 第二節 対句説の展開
 第三節 詩病説の展開
 第四節 『文鏡秘府論』及び『文筆眼心論』の編纂意識について
 第五節 『文鏡秘府論』『文筆眼心論』の平頭説について

第三章 勘文を巡る問題点
 第一節 問題の所在
 第二節 方略策考―「理」を中心にして―
 第三節 方略策考―「文」を中心にして―
 【付篇】対策文一覧
 第四節 都良香「弁論文章」考

第四章 勘文を巡る問題点
 第一節 問題の所在
 第二節 貞観十三年十月廿一日応天門勘文考
 第三節 貞観十八年四月十・十一日太極殿勘文考
 第四節 元慶元年四月朔日蝕勘文考
 第五節 本朝春秋学の一斑

第五章 『入唐求法巡礼記』を巡る問題点
 第一節 問題の所在
 第二節 「行記」としての位相
 第三節 重複記事を巡る考察
 第四節 勅文記事を巡る考察
 第五節 廃仏記事を巡る考察

終章 ―附・初出一覧
 あとがき
 索引

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