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奥の細道踏査研究

書名かな おくのほそみちとうさけんきゅう
著者(編者)名 江口孝夫 著
著者(編者)名かな えぐちたかお
ISBNコード 978-4-8386-0176-9
本体価格 7,000円
税込価格 7,700円
判型 A5判上製函入
頁数 264頁
刊行日 1998年2月28日
在庫 残部僅少
『奥の細道』を鑑賞する場合

─ぜひとも実地踏査を試みるべき─

との思いから、ゼミの学生と共に歩んだ昭和六十三年~平成五年までの六年間にわたる研修旅行により、培われた研究報告である。
はじめに
名句と名文
発句と文章
 『奥の細道』以前の紀行文の一例
 松島の描写
 大門の跡
 大門の跡は一里こなた
 藤原氏の営為と遺跡
奥羽の三名松
 『奥の細道』、そのほかの松山、松原
 詩歌の中の松
 芭蕉の描く松
 絵画にみる松について
 古代大和絵に描かれた松
 水墨画に描かれた松
 室町末期・桃山時代の大和絵の松
 宗達・光琳の描いた松
 二条城二の丸の探幽の松
 江戸中・末期に描かれた松
 おわりに
笠嶋
 五月雨
 実方朝臣
封人の家―蚤しらみ―
 はじめに
 「蚤虱……」の句の解釈について
 封人の家
 封人の家への異説
 鳴子町に残された民家
 おわりに
山寺の?―?の詩情―
 はじめに
 『懐風藻』の中の?
羽黒山の道のり―旅の思案―
象潟―隆起の地景―
 はじめに
 『奥の細道』の象潟の記述
 象潟の絵図
 地震による土地の隆起
 おわりに
佐渡―心象の景―
三人の女性―童女・遊女・老女―
旅のつかれ―風に寄せる詩情―
金沢の一笑―幽鬼に泣く―
 芭蕉の悼句
 一笑と加賀の俳壇
 夭折の嘆き
山中温泉―俳諧の種―
 温泉頌
 名所讃句
 俳論書二種
 後続する来訪者
石山の石―名所どころの名
 はじめに
 解釈上の諸説
 芭蕉の秋の風
 おわりに
色の浜―小さきものと萩と―
大垣―次の旅立ち―
 はじめに
 「夢の浮橋」の末尾
 『奥の細道』の大尾
 おわりに
奥の細道の達成―文芸美への放浪―
 はじめに
 旅での体験
 円熟期の発句
 紀行文の完成と俳文への道程
 おわりに
おわりに
『奥の細道』実地踏査概要

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