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与論方言辞典

書名かな よろんほうげんじてん
著者(編者)名 菊 千代・高橋俊三 著
著者(編者)名かな きく ちよ・たかはしとしぞう
ISBNコード 978-4-8386-0215-5
本体価格 18,000円
税込価格 19,800円
判型 B5判上製函入
頁数 804頁
刊行日 2005年2月19日
在庫 品切れ中
『与論方言辞典』の源になったのは菊千代さんの天才的な博覧強記である。単語収集の途中から国語学、方言学の泰斗高橋俊三沖縄国際大学教授が参加、協力、執筆してくれるようになったことも大きな力になったことと思う。解説篇の音韻、動詞、形容詞の特徴についての叙述は高橋教授ならではの優れた音韻論、文法論である。これからの方言辞典の指針になることであろう。(法政大学名誉教授外間守善)〔本辞典の特色〕1与論島は鹿児島県の最南端にある面積二一平方キロの小さな島であり、一六〇九年以前は琉球王の支配地域であった。この地理的、歴史的に特殊な地区の方言が対象になっていて、言語学上の重要な問題を解明するのに有効である。2与論町東地区で生まれ、ずっとそこで育った個人の言語にほぼ限定した、約一五七〇〇余の語句が見出し項目になっている。3ほとんどの項目に日常生活でよく使われる例文や思い出の言葉が付してあり、与論の言語生活がよく解る。4見出し項目はカタカナと音韻記号の二種で表記してあり、さらにアクセント記号を付けてあるので正確な音声が把握できる。5動詞には「…しない」と、「…して」の形を記してあり、他の活用形が推測できるようになっている。6約八〇〇〇の標準語引き索引、及び感動詞・擬声擬態語・接尾辞・助詞・助動詞などの語彙一覧、地名一覧などから本文篇に戻れるようになっていて、さまざまな活用ができるように工夫してある。


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