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注釈書・単行本など 詳細
ことばから迫る能(謡曲)論
―理論と鑑賞の新視点―
書名かな | ことばからせまるのう(ようきょく)ろん ―りろんとかんしょうのしんしてん― |
---|---|
著者(編者)名 | 小林千草/千 草子 著 |
著者(編者)名かな | こばやしちぐさ/せん そうこ |
ISBNコード | 978-4-8386-0416-6 |
本体価格 | 2,381円 |
税込価格 | 2,619円 |
判型 | 四六判上製カバー装 |
頁数 | 328頁 |
刊行日 | 2006年11月7日 |
在庫 | 品切れ中 |
ことばの研究者と歴史小説の作家とが
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○能楽ファン・お謡いや仕舞を習っている方々へ
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○活躍中の能楽師の方々へ
○「能って何だろう」と、ちょっぴり興味のある方々へ
目 次
はじめに
Ⅰことばから迫る能(謡曲)論…………小林 千草
第一章 未来の豊かな日本語像と能のことば
第一章 未来の豊かな日本語像と能のことば
第二章 言葉から見た能の構成
――「暫く」の語が演出する能の世界――
第三章 「関を上ぐ」と「たいさんぼく」
――能狂言と中世文献の有機的結合――
――能狂言と中世文献の有機的結合――
第四章 太閤秀吉と能
――中世資料(史料)との照合の楽しさ――
――中世資料(史料)との照合の楽しさ――
第五章 ヨーロッパに伝わった能のことば
――ロドリゲス『日本大文典』を中心に――
――ロドリゲス『日本大文典』を中心に――
第六章 ハビアン『平家物語』「屋島〈那須与一・弓流し〉」の段と能
――中世における“語り”の共有性――
――中世における“語り”の共有性――
第七章 金春安照のことばと表現
第八章 しぐさがセリフを超えるとき
――能狂言に見る演劇の“翻訳”――
――能狂言に見る演劇の“翻訳”――
Ⅱ能(謡曲)鑑賞の新視点…………千 草子
第一章 能にみる御仏への賛歌
第一章 能にみる御仏への賛歌
――能の精神世界――
一 「百萬」「三井寺」「隅田川」などに見る“母の心”
二 「鵜飼」「善知鳥」「江口」に見る“罪”の意識
三 「源氏供養」「誓願寺」「姥捨」に見る“女人往生”
第二章 能「善知鳥」とワキ方の役割
第三章 金剛旧能楽堂から新能楽堂へ
一 「百萬」「三井寺」「隅田川」などに見る“母の心”
二 「鵜飼」「善知鳥」「江口」に見る“罪”の意識
三 「源氏供養」「誓願寺」「姥捨」に見る“女人往生”
第二章 能「善知鳥」とワキ方の役割
第三章 金剛旧能楽堂から新能楽堂へ
――伝統文化の新生に立ち会う――
一 旧能楽堂で「橋弁慶」を観る
一 旧能楽堂で「橋弁慶」を観る
二 宗家継承披露能を東本願寺能舞台に観る
――「安宅」鑑賞日記――
三 “室町の金剛はん”から世界の金剛流へ
――「扇葉荘」で新生を想う――
――「扇葉荘」で新生を想う――
四 金剛能楽堂いよいよ舞台披きへ
――京の新名所へ期待感いっぱい――
五 新能楽堂落成披露能を観る
――「翁」鑑賞日記―――
六 新金剛能楽堂に期待するもの
――四〇〇年前ヨーロッパに伝わった能の再現――
第四章 丹波夜能「雪」「土蜘蛛」と篠山城下町
第四章 丹波夜能「雪」「土蜘蛛」と篠山城下町
――地域社会に生きる能――
第五章 能(謡曲)を楽しむ
――能万華鏡――
一 「竹生島」と信長
二 「卒都婆小町」(一)
二 「卒都婆小町」(一)
――現代性帯びた「中間」――
三 「卒都婆小町」(二)
――“心の花のまだあれば”――
四 翠子と「百萬」
四 翠子と「百萬」
――母性から母性へ――
五 「道成寺」に想う
六 東海大学欅能と「敦盛」
――“平和への祈り”聞こえますか――
七 女流能楽師のための能会パンフレットより
――「清経」「鉄輪」「大瓶猩々」など――
Ⅲ 能狂言(能楽)の現在…………小林千草・千 草子
第一章 インターネット社会と能楽師・能楽ファン
第二章 学校教育と能狂言、社会教育と能狂言
――ことばの力、声の力を信じて――
Ⅲ 能狂言(能楽)の現在…………小林千草・千 草子
第一章 インターネット社会と能楽師・能楽ファン
第二章 学校教育と能狂言、社会教育と能狂言
――ことばの力、声の力を信じて――
おわりに
あとがき
〈巻末付録〉能(謡曲)の基礎知識と発展課題