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C67

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外国人が見た十九世紀の函館

書名かな がいこくじんがみたじゅうきゅうせいきのはこだて
著者(編者)名 ヘルベルト・プルチョウ 著
著者(編者)名かな へるべると・ぷるちょう
ISBNコード 978-4-8386-0402-9
本体価格 2,800円
税込価格 3,080円
判型 四六判上製カバー装
頁数 272頁
刊行日 2002年7月25日
在庫 品切れ中
 十九世紀の函館にやってきた船長・船員、探検家、宣教師、外交官、商人、軍人、医師などの外国人が書き残した見聞録や日記・紀行、手紙などが、そのことを教えてくれます。

 函館の通りにはざわめきがない。職人は店の中で忙しい。
 にこやかな乙女たちが井戸で水を汲んでいる。
 子供たちでさえもとりすまして行儀がいい。どの腕白小僧も通りすがる外国人を馬鹿にしたりはしない。
 犬も犬で、犬式の礼儀作法を心得ている。そして犬は、この地にやってきた遠国からの放浪者を、うなって吠えたりするのを恥とする。

  はしがき

第1章 函館の夜明け
  最初の外国人訪問者
  船長ワシーリ・ミハイロビッチ・ゴロブニン
  高田屋嘉兵衛 
第2章 函館の開港
  マシュー・ガルブレイス・ペリー提督
  ユーフィミ・バスレビッチ・プチャーチン提督
第3章 最初の外国領事
  ゴシケービッチとその一行
  チャールズ・ペンバーテン・ホチソン
  エリシャ・E・ライス
第4章 初期の宣教師たち
  ロシアの正教の宣教師/バシリ・マホフ/ニコライ
  プロテスタントの伝道師/カトリック伝道師
  オジエーン-エマニュエル・メルメ・ド・カション
第5章 函館に住んでいた外国人
  アーサー・ヘンリーティリー
  カール・ヨハン・マキシモビッチ
  トマス・ライト・ブラキストン
  J・H・トンプソン
  アレキサンダー・P・ポーター
  ジョン・バクスター・ウィル
  H・J・スノー
  ゲルトネル兄弟
  エドウィン・ダン
第6章 日本のジブラルタル、函館
  ジブラルタルとの比較/背景/町の通り/家並み
  店のたたずまい/旅館/食物/劇場/祭り
  函館の遊郭と酒屋/中華街/七飯と駒ケ岳
第7章 町の人びと
  奉行/通訳/庶民
第8章 函館のさまざまな出来事
  アイヌ人骨発掘事件/函館戦争/ハーベル暗殺
  明治天皇の行幸

 おわりに
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