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注釈書・単行本など 詳細
源氏物語探索
書名かな | げんじものがたりたんさく |
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著者(編者)名 | 黒須重彦 著 |
著者(編者)名かな | くろすしげひこ |
ISBNコード | 978-4-8386-0389-3 |
本体価格 | 2,762円 |
税込価格 | 3,038円 |
判型 | 四六判上製カバー装 |
頁数 | 384頁 |
刊行日 | 1997年12月22日 |
在庫 | 残部僅少 |
※10冊以上購入ご希望の場合には別途ご連絡下さい。
序にかえて―─几帳の「紐」が、琴を「弾き鳴ら」すか─―
[一]表象性(Connotation)ということ
一 夕顔という花
二 「かきつばた」の漢字表記について
―─「誤用」とはどういうことか―─
―─「誤用」とはどういうことか―─
三 「露」と〈つゆ〉
[二]「添ひ臥す」について
―─「添ひ臥す」とは、二人で寝ることか─―
―─「添ひ臥す」とは、二人で寝ることか─―
[三]「枕をそばだつ」について―─望郷と絶望─―
[四]「蜂の松風」について─―「樊姫」から「斎宮女御」まで─―
[五]「源氏探索」ノート
一 「心もとなからめり」か「心もとなからざめり」か
―─夕顔像の一面と「山の端」―─
―─夕顔像の一面と「山の端」―─
二 けうとくもなりにける所かな─―言霊発言―─
三 「ゐて」と「いて」―─「物の怪」の意識―─
四 「はしたな」く響く「松風」とは
─―「琴曲」に共鳴する母娘─―
─―「琴曲」に共鳴する母娘─―
五 「みちみちしくくはし」について
―─「螢」の巻の物語論─―
―─「螢」の巻の物語論─―
六 「心ことなりなむかし」か、「心ことなりな。むかし…」か
―─夕顔の家─―
―─夕顔の家─―
七 人は琴を枕にして寝るか
1「枕」と「御枕」
――高貴な人は、横になっていることが多いか――
2「臥枕琴」ということ
八 「老いは、えのがれぬわざなり」―─秋霜烈日─―
九 「蔀」を下ろすと「風景」は見えなくなるか
―─「雪山童子」―─
十 「何にかかれる」―─松蘿の契─―
[六] 再度、夕顔という女─―『源氏物語』は、おもしろいか―─
[七] 浮舟の愛と死─―「白き扇」から「鏡鸞」説話まで─―
一 「愛」の唱和―─蕭史と弄玉―─
二 「なかぞら」の愛─―運命の岐路─―
三 死への道程─―孤鸞のなげき─―
あとがき