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物語論考

書名かな ものがたりろんこう
著者(編者)名 仁平道明 著
著者(編者)名かな にへいみちあき
ISBNコード 978-4-8386-0234-6
本体価格 13,000円
税込価格 14,300円
判型 A5判上製函入
頁数 520頁
刊行日 2009年3月31日
在庫 残部僅少
Ⅰ 歌物語論考
 歌物語の始発と古代和歌―物語を生む和歌、物語が生む和歌―

 「昔男ありけり」の分布―『伊勢物語』成立試論―
 『伊勢物語』の成立と『古今和歌集』
 『伊勢物語』モザイク説批判―「三元的成立の論」の検証を中心に―
 『伊勢物語』惟喬親王章段の方法
 御をぢの大将なむ迎へて内裏へ
    ―『伊勢物語』と歴史と「花桜折る少将」―
 「ゐなかわたらひ」考
 『伊勢物語』に見る東国
 旅路のはて―『伊勢物語』東下りと「ゐなかわたらひ」―
 『古今和歌集』から『伊勢物語』へ―感動の虚構、虚構の歴史―
 「小野にまうでたるに」―『伊勢物語』の本文と表現―

 『平中物語』の成立と『大和物語』―共通語とその影響関係―
 『平中物語』の成立年代下限
     ―『古今和歌六帖』の歌物語観を手掛かりに―
 『平中物語』における主人公像の形成
     ―残欠説への疑問を起点として―
 『平中物語』の構成と方法―歌物語の終焉―
 『平中物語』の虚実―その作者と位相―

Ⅱ 作り物語論考
「異空間」への招待
「月のみやこ」―『竹取物語』の異空間―

藤裏葉の翳り―藤裏葉完結説の再検証―
『源氏物語』の世界と歴史的時間―延喜・天暦準拠説の再検証―
源氏物語と史実
よろしきことにだにかかる別れの―桐壺巻と『史記』張丞相列伝―
紫の上の物語―「真木柱」巻と『落窪物語』―
いとねぢけたる色好み―薫像とその背景―
いろごのみの皇子―東屋と以後の巻々―

『夜の寝覚』末尾欠巻部断簡考―架蔵伝後光厳院筆切を中心に―
などしつるをこがましさぞ―『夜の寝覚』の帝とそのゆくえ―

『源氏物語』と近代文学の始発―樋口一葉・尾崎紅葉を中心に―

初出一覧
あとがき

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