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研究書(語学系) 詳細

9784838607426

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台湾の日本語教科書と中国語会話書の研究

─昭和20年まで─
書名かな たいわんのにほんごきょうかしょとちゅうごくごかいわしょのけんきゅう―しょうわ20ねんまで
著者(編者)名 園田博文 著
著者(編者)名かな そのだひろふみ
ISBNコード 978-4-8386-0742-6
本体価格 10,000円
税込価格 11,000円
判型 A5判上製函入
刊行日 2021年2月12日

序章
  第1部 台湾における日本語教科書と日本語資料
第1章 台湾における日本語教育・国語教育の概観(明治28年~昭和20年)
 1 はじめに
 2 昭和前期の図書(国立国会図書館と国立台湾図書館)
 2.1 国立国会図書館所蔵の資料
 2.2 国立台湾図書館所蔵の日本語教科書15種
 3 322種の日本語関連雑誌(国立台湾図書館)
 4 戦後への展開
第2章 国語普及の三大雑誌『国光』『黎明』『薫風』
              (昭和7年創刊)の日本語
 1 先行研究と本章の目的
 2 台湾の図書館調査
 3 『薫風』(後に『青年之友』と改題)について
 3.1 奥付・編輯後記から見る書誌
 3.2 雑誌の対象者
 3.3 雑誌名の由来
 3.4 創刊号の構成
 4 『黎明』について
 4.1 奥付・編輯後記から見る書誌
 4.2 雑誌の対象者
 4.3 雑誌名の由来
 4.4 創刊号の構成
 5 『国光』について
 5.1 奥付・編輯後記から見る書誌
 5.2 雑誌の対象者
 5.3 雑誌名の由来と読み方
 5.4 雑誌の構成
 6 『薫風』『黎明』における青年劇について
 7 『黎明』『国光』における地震の記事について
 7.1 地震(昭和10年4月21日発生)の第一報
 7.2 地震関連の記事
 7.3 『黎明』『国光』(第37号・第38号)における刊記の変更
 8 『黎明』『国光』の学習者に関する記事
 9 まとめと今後の課題
第3章 『国光』における投稿文の資料性─誤用と誤文訂正を中心に─
 1 はじめに
 2 『国光』(昭和7年創刊)について
 2.1 調査資料67号分について
 2.2 誌名『国光』の読み方について
 3 効果的な学習法の工夫
 3.1 一部振り仮名を付けない学習法
 3.2 課題形式による一人称代名詞「ぼく」の提示
 3.3 非丁寧表現を丁寧表現に直す誤文訂正の提示
 4 投稿文の資料としての特徴
 4.1 投稿文の資料的価値
 4.2 誌上添削1(雑誌編集者による添削)
 4.3 誌上添削2(ピアレスポンス)
 4.4 誌上添削3(良いところ悪いところの指摘のみ)
 5 まとめと今後の課題
第4章 『新国語教本教授書』における仮名導入前の日本語指導について
 1 はじめに
 2 『国光』『黎明』『薫風』と『新国語教本』
 3 『新国語教本』について
 4 『新国語教本教授書』について
 5 仮名導入前の日本語指導
 5.1 第1課から第17課までの全体像について
 5.2 第1課「学習訓練用語」について
 5.3 第7課「形容詞・形容動詞の連体形」について
 5.4 第8課「氏名と敬語」について
 6 仮名導入後(第18課~)の指導
 7 まとめと今後の課題
第5章 『教授細目』「男子教材」「女子教材」から見た規範としての女性語
 1 はじめに
 2 『潮州郡国語講習所用 話方読方教授細目』(昭和15年刊)について
 2.1 書誌
 2.2 緒言
 3 「男子教材」と「女子教材」から見た女性語
 3.1 形容詞丁寧表現に関わるもの
 3.2 「男子教材」に「デス」「デセウ」が関わるもの
 3.3 「男子教材」に「アリマス」「アリマセン」が関わるもの
 3.4 「男子教材」に「ヰマス」「ヰマセン」が関わるもの
 3.5 「女子教材」により高い丁寧さが認められるもの(3.1~3.4を除く)
 3.6 助詞の有無に関するもの
 3.7 その他の有無に関するもの
 3.8 「男子教材」と「女子教材」で語が変わるもの(丁寧さは不明)
 3.9 「男子教材」と「女子教材」で表記が異なるが発音は同じであるもの
 4 まとめと今後の課題
第6章 『教授細目』『指導細案』から見た台湾における日本語の発音指導
 1 はじめに
 2 話す指導としての「全島(全国)国語演習会」(『国光』の記事から)
 3 誤用例の全体像
 4 項目別具体例の考察
 4.1 歯茎音(ダ行音・ラ行音等)に関する誤用例
 4.2 両唇音(バ行音・マ行音等)に関する誤用例
 4.3 促音が関わる誤用例
 4.4 直音・拗音が関わる誤用例
 4.5 無声音化に関する誤用例
 4.6 長音が関わる誤用例
 4.7 その他1(文法以外)
 4.8 その他2(文法)
 5 まとめと今後の課題

  第2部 日清韓会話書・台湾語会話書の成立と中国語方言会話書への展開
第1章 日清韓会話書における指定丁寧表現・形容詞丁寧表現
 1 はじめに
 2 日清戦争期の日清韓会話書について
 3 指定丁寧表現と形容詞丁寧表現
 3.1 現代語における形容詞丁寧表現の実態
 3.2 会話書の性格と形容詞丁寧表現
 3.3 洋学会話書等との比較によるまとめ
 4 まとめと今後の課題
第2章 明治初年日本語会話書における指定丁寧表現・形容詞丁寧表現
     ─日清韓会話書との比較─
 1 はじめに
 2 明治初期の日本語教科書について
 3 明治初期日本語教科書に見られる指定丁寧表現・形容詞丁寧表現
 4 まとめと今後の課題
第3章 『日清会話』と『日韓会話』の成立過程に関する考察
 1 はじめに
 2 『日韓会話』と『日清会話』の成立と指定丁寧表現・形容詞丁寧表現
 3 日清戦争勃発直前直後の会話書
 4 『兵要朝鮮語』と『兵要支那語』、『増訂再版兵要支那語付朝鮮語』
 5 『実用朝鮮語』と『実用支那語』
 6 まとめと今後の課題
第4章 台湾語会話書の成立─植物語彙を中心に─
 1 はじめに
 2 台湾語とは
 3 本章で扱う資料について
 4 明治28年刊台湾語会話書の緒言と構成
 5 台湾語と日本語の植物語彙(野菜・果物)について
 5.1 サツマイモ・ジャガイモに関連する語について
 5.2 バナナについて
 5.3 ライチ・グアバ・パイナップル・マンゴー・レンブについて
 6 まとめと今後の課題
第5章 台湾語会話書の展開と広東語会話書・海南語会話書への発展
 1 台湾語会話書21種について
 2 広東語会話書について
 3 海南語会話書について
 3.1 『海南語初歩』(大正11~12年)の書誌について
 3.2 『海南島語会話』(昭和16年刊)の書誌について

  第3部 中国語会話書(北京官話会話書)の成立と展開
第1章 中国語教育史についての概観
 1 はじめに
 2 中国語会話書に関係する主要人物7名について
 3 中国語会話書・中国語教育の時期区分について
 4 草創期における官(政府)による中国語教育
 4.1 長崎の広運館について
 4.2 漢語学所の設立
 4.3 東京外国語学校(旧外語)の成立
 5 草創期における中国への留学生
 5.1 外務省による清国への留学生
 5.2 参謀本部派遣の留学生
 6 民間の中国語教育
 6.1 日清社(明治9年12月~明治10年9月)
 6.2 興亜会支那語学校
 6.3 善隣書院
 6.4 中国における民間の中国語教育
 7 中国語関係書の出版点数の推移
 7.1 田中慶太郎(代表作:『東語士商叢談便覧』)
 8 まとめと今後の課題
第2章 明治前期の中国語会話書
 〈序章〉
 〈終章〉
第3章 日本語資料としての『官話指南総訳』(明治38年刊)
 1 はじめに
 2 『官話指南』(明治15年刊)の書誌
 3 『改訂官話指南』(明治36年刊)の書誌
 4 『官話指南総訳』(明治38年刊)の書誌
 5 日本語訳文について
 5.1 ワア行五段動詞連用形の音便
 5.2 公的交渉の場面における文語の使用について
 5.3 江戸時代における武士のことば以降明治10年代の
        ことばに文語が混じるか否かについての論争
 6 『官話指南総訳』の日本語資料としての特徴
 7 今後の発展的研究について
第4章 日本語資料としての『東語士商叢談便覧』
      (明治38年刊)と文求堂主人田中慶太郎
 1 はじめに
 2 『北京官話士商叢談便覧』の書誌
 3 『東語士商叢談便覧』の書誌
 4 ワア行五段動詞連用形の音便
 5 まとめと今後の課題
第5章 『北京官話談論新篇』と総訳本2種
        (明治43年刊、昭和8年刊)
 1 『北京官話談論新篇』(『官話談論新篇』)の書誌
 2 『談論新編訳本』の書誌
 3 『談論新編総訳』の書誌
 4 『北京官話談論新篇』の展開と今後の研究課題
第6章 『官話急就篇』『急就篇』と総訳本4種
     (大正5、6、13年刊、昭和9年刊)の日本語
 1 はじめに
 2 『官話急就篇』『急就篇』の書誌
 2.1 『官話急就篇』(明治37年刊)について
 2.2 『急就篇』(昭和8年刊)について
 3 『官話急就篇総訳』(杉本吉五郎)
          (大正5年刊)について
 3.1 『官話急就篇総訳』の書誌
 3.2 『官話急就篇総訳』の例言からみる訳述方針
 3.3 ワア行五段動詞連用形の音便
 4 『官話急就篇詳訳』(大橋末彦)(大正6年刊)について
 4.1 『官話急就篇詳訳』の書誌
 4.2 『官話急就篇詳訳』の序・自序・凡例からみる訳述方針
 4.3 訳文のバリエーションと優先順位
 5 『急就篇を基礎とせる支那語独習』
      (打田重治郎)(大正13年刊)について
 5.1 『官話急就篇総訳』の書誌
 5.2 『官話急就篇総訳』の自序・例言からみる訳述方針
 5.3 待遇表現のバリエーション
 6 『急就篇総訳』(宮島大八)(昭和9年刊)について
 6.1 『急就篇総訳』の書誌
 6.2 宮島大八の訳述書は中国語が先か日本語が先か
 6.3 人称代名詞
 7 まとめと今後の課題
第7章 『官話急就篇』『急就篇』訳述書の質問表現
 1 はじめに
 2 質問表現に関する先行研究
 3 使用資料と分析方法について
 3.1 使用資料
 3.2 分析方法
 4 中国語の質問文に疑問詞がない場合
 5 中国語の質問文に疑問詞がある場合
 6 訳述方針の考察
 7 まとめと今後の課題
第8章 中国語会話書における当為表現の特徴
 1 はじめに
 2 調査資料
 3 二重否定形式当為表現「ネバナラヌ類」について
 3.1 本調査における「ネバナラヌ類」の全体像
 3.2 動詞接続のうち前項がヌ系であるもの
 3.3 動詞接続のうち前項がナイ系であるもの
 3.4 前項が形容詞であるもの
 3.5 後項がイク系であるもの
 4 周辺的な当為表現について
 4.1 後項がスマヌ系であるもの
 4.2 後項がダメ系であるもの
 5 まとめと今後の課題
第9章 『官話急就篇』総訳本4種における当為表現
 1 はじめに
 2 主要な中国語会話書
 3 本章の目的
 4 『急就篇』に関する調査資料と調査方法について
 4.1 調査資料
 4.2 調査方法
 5 調査結果と分析(1)
    調査資料全体の二重否定型(80組239例)について
 5.1 動詞接続(219例)
 5.2 前項が形容詞であるもの(20例)
 6 調査結果と分析(2)
    4種対応例の二重否定型(45組180例)について
 7 調査結果と分析(3)
    日中対照
 7.1 中国語「得(総得)」
 7.2 中国語「要(総要)」
 7.3 中国語「該」
 7.4 中国語「不可不」
 7.5 中国語「応当」
 8 まとめと今後の課題
第10章 当為表現の直訳度および『東語士商叢談便覧』における当為表現
 1 当為表現の直訳度を考える際の調査資料
 2 当為表現の直訳度との比較
 2.1 調査方法
 2.2 直訳度の関連性(当為表現と人称代名詞)
 3 『東語士商叢談便覧』(明治38年刊)における当為表現
終章 

中国語会話書一覧
 1 中国語会話書一覧の示し方について
 2 日本語の会話文が現れている中国語会話書一覧
 3 本文が中国語文のみの中国語会話書一覧
参考文献
あとがき
索引
参考資料

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