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研究書(語学系) 詳細
近代語研究 第二十五集
書名かな | きんだいごけんきゅうだいにじゅうごしゅう |
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著者(編者)名 | 近代語学会 編 |
著者(編者)名かな | きんだいごがっかい |
ISBNコード | 978-4-8386-0811-9 |
本体価格 | 16,700円 |
税込価格 | 18,370円 |
判型 | A5判上製函入 |
頁数 | 642頁 |
刊行日 | 2025年9月19日 |
在庫 | 有り |
はしがき
小松寿雄先生略年譜
小松寿雄先生著作略目録
〔小松先生との思い出〕
坂梨隆三/恩人、小松さん
兵藤裕己/ 小松寿雄先生のこと
〔論文〕
小松寿雄/江戸語の致ス 付 致される
坂詰力治/漢語の意味と用法の拡がりについての一考察
─「活計」と「克己」を中心として─
今野真二/国立国会図書館蔵百二十句本『平家物語』の
資料的価値について
松井利彦/伝書系女中ことば集から女性書系女中ことば集へ
佐藤貴裕/『頭書増補節用集大全』五行本四態
─世界図付録は元禄六年をさかのぼらない─
矢田 勉/ 寛政期金沢方言談話資料『卑陋瑣言』について
肥爪周二/長母音と長子音の交替
小柳智一/鈴木朖の「コヽロ」─『言語四種論』読解・続々─
長崎靖子/「破落戸」小考
米田達郎/「衛星」の語史とその周辺について
─江戸時代後期から明治時代を中心に─
山田 潔/『文機活法』における「シム(令)」
「イタス(致)」の用法
荒尾禎秀/明治十年刊繁昌記の振仮名表記システム
丸田博之/漢語の成立事情について
─「皮肉」は漱石・芥川の手によったか─
玉村禎郎/山田文法における「熟語」
─構成要素が並立関係にあるものをめぐって─
井島正博/品詞分類の理念
山崎 誠/テキストにおける語の出現頻度と出現位置
─動的な語彙論の確立のために─
櫛橋比早子/暑さに関する程度表現
村上 謙/明治大正期における都市間競争としての「標準語」
伊藤博美/明治後期以降における尊敬表現「お/ご~になる」
北澤 尚/漱石作品の「ちまう」「てしまう」について
常盤智子/S. R. ブラウン著『Prendergast’s Mastery
System』の成立について
木村 一/『自由之理』における外国語のカタカナ表記の
記載方法─外来語への道程─
園田博文/幕末明治初期「放課」の成立と「放課後」
「休み時間」への転換
櫻井豪人/静嘉堂文庫蔵『改正増補蛮語箋』巻一写本について
─草稿であることと『模理損字書』が
利用されたことの指摘─
山田里奈/近世後期江戸語における「お~だ」
─テイル形・テイタ形に言い換えられる場合に
着目して─
市村太郎/近世後期洒落本の会話文に見られる語彙の使用者の
男女差
渡辺由貴/短単位N-gramでみる洒落本コーパス
─東西差・男女差の概観─
岡部嘉幸/洒落本資料から見る「で+は」の
融合音訛形の東西差
─指定辞デ+係助詞ハと格助詞デ+
係助詞ハを中心に─
田和真紀子/初期近代語の接頭辞に関する一考察
─土井本『太平記』の「接頭辞サシ+動詞」
の意味を中心に─
執筆者略歴