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研究書(文学系) 詳細
生成する伊勢物語
| 書名かな | せいせいするいせものがたり |
|---|---|
| 著者(編者)名 | 本田恵美 著 |
| 著者(編者)名かな | ほんだえみ |
| ISBNコード | 978-4-8386-0819-5 |
| 本体価格 | 8,000円 |
| 税込価格 | 8,800円 |
| 判型 | A5判上製カバー装 |
| 頁数 | 240頁 |
| 刊行日 | 2026年2月1日 |
はじめに
序章 敗者文学としての『伊勢物語』
一 はじめに
二 〈業平〉と〈海人〉
三 『伊勢物語』一一段の場合
四 『伊勢物語』の方法
第一部 『伊勢物語』の方法
第一章 「須磨の海人の塩焼く煙」考
─『伊勢物語』一一二段の和歌の位相
一 はじめに
二 『伊勢物語』の再評価
三 「興」的発想としての「たとへ歌」
四 「須磨の海人の塩焼く煙」和歌の基層
五 方法としての配列
六 「海人の塩焼く煙」へのまなざし
七 重層する海人の思い
第二章 響振する詞章
─『伊勢物語』七三段、七四段を中心に
一 はじめに
二 『伊勢物語』七三段、七四段の周縁
三 七三段和歌の位相
四 『伊勢物語』の〈作り物語〉性
五 〈喩〉としての月のうちの桂
六 連想を呼ぶ言葉「いわねふみ重なる山」
七 響振する詞章
第三章 恋歌になった哀傷歌
─『伊勢物語』一〇九段、一一九段の場合
一 はじめに
二 『古今和歌集』紀望行の和歌
三 『伊勢物語』に対する不審
四 哀傷歌と恋歌
五 『躬恒集』哀傷の歌
六 和歌内の「いづれ」と地の文
七 『伊勢物語』一一九段の場合
八 『伊勢物語』の作為性
第四章 創出される氏族の興亡
─『伊勢物語』八〇段と九七段
一 はじめに
二 『伊勢物語』八〇段、混同される注釈
三 年内立春の歌
四 しひてをりつる
五 『伊勢物語』八〇段
六 『伊勢物語』九七段、混同される注釈
七 行平歌から業平歌へ
八 和歌の生成過程
第五章 方法としての〈物ことば〉
一 はじめに
二 歌物語における〈物〉の授受
三 『伊勢物語』三段の場合
四 『伊勢物語』一八段の場合
五 『伊勢物語』二〇段の場合
六 〈物ことば〉から「歌ことば」へ
七 〈物ことば〉の可能性
第六章 かち人の渡れど濡れぬえにしあれば
─『伊勢物語』六九段の方法
一 はじめに
二 『伊勢物語』六九段の言葉遊び
三 本末の応酬の問題点
四 中世歌人たちによる『伊勢物語』享受
五 六九段と漢籍引用
第二部 『伊勢物語』の引用と享受
第一章 しのぶの乱れ─『伊勢物語』引用と藤壺物語
一 はじめに
二 『狭衣物語』における「忍ぶ捩摺」
三 『源氏物語』における「忍ぶの乱れ」
四 『伊勢物語』六五段と『源氏物語』
第二章 引用のテクスチュア
─『源氏物語』早蕨巻・手習巻における
『伊勢物語』取り
一 はじめに
二 『伊勢物語』四段と『源氏物語』早蕨巻
三 梅・橘の香と昔の人
四 『伊勢物語』四段と『源氏物語』手習巻
五 〈憂し〉の世界の創造
第三章 引用のテクスチュア
─『源氏物語』浮舟巻・蜻蛉巻における
〈憂し〉の物語
一 はじめに
二 浮舟巻における小町歌「さそふ水あらば」
三 『古今和歌集』の小町評
四 浮舟と漢籍引用
五 悩める浮舟
六 「橘」の香と不貞
七 浮舟の生成と〈憂し〉の物語
第四章 「いとどしく過ぎゆく方」の系譜
─『伊勢物語』七段から『源氏物語』へ
一 はじめに
二 『源氏物語』須磨巻─「波」による重層表現
三 『源氏物語』須磨巻における引歌表現
四 『源氏物語』玉鬘巻─女どもの西国下り
五 「いとどしく過ぎゆく方」の系譜
第五章 『伊勢物語』とその享受─歌論・歌学書・歌合
一 はじめに
二 『伊勢物語』に対する評価
三 和歌詠作の実際─『六百番歌合』の場合
四 中世歌人の『伊勢物語』享受─寂蓮の場合
おわりに
*初出一覧
索 引




