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研究書(文学系) 詳細
物語的創造力が象る王朝の人びと
| 書名かな | ものがたりてきそうぞうりょくがかたどるおうちょうのひとびと |
|---|---|
| 著者(編者)名 | 辻 和良 編著 |
| 著者(編者)名かな | つじかずよし |
| ISBNコード | 978-4-8386-0827-0 |
| 本体価格 | 4,000円 |
| 税込価格 | 4,400円 |
| 判型 | A5判並製カバー装 |
| 頁数 | 346頁 |
| 刊行日 | 2026年10月19日 |
| 在庫 | 近刊 |
物語的創造力による意味の生成―象り―
史的人物は、その「姿」を「物語的創造力」によっていかに描かれたのか。本書では、「天皇」「後宮の人びと」「賜姓の人びと」などに分類し、人物をさまざまに「象ること」の豊かさを丁寧に解き明かします。巻末には文学史跡等の探訪ガイドとしても役立つ地図「ゆかりの地」を収録。王朝文学ファン必携の一冊!
目 次
凡例
はじめに 辻 和良
天皇・親王
1 陽成
陽成天皇─悪行と洒脱の振幅─ 亀田夕佳
2 宇多
物語の宇多天皇と宇多天皇の物語り
─『源氏物語』と『大和物語』─ 山下太郎
3 花山
花山院を象る─物語的創造力から捉える─ 辻 和良
4 大斎院選子
選子内親王─大斎院文化サロンの創造力─ 勝亦志織
5 斎宮女御
斎宮女御─琴を弾く御息所─ 亀田夕佳
6 白河
白河院─善と悪をあわせもつ法皇の文学表象─ 須藤 圭
7 後鳥羽
軍記物語表現史のなかの後鳥羽院の怨霊
─後鳥羽院と三人の帝たち─ 高木 信
賜姓の人びと
8 在原業平・行平
表裏一体の在原兄弟─行平と業平─ 近藤さやか
9 源高明
源高明─逸話を生む一世源氏─ 村口進介
10 源融
源融─「みやび」を極めた「河原左大臣」─ 内藤英子
11 平家の人びと
敗れた人びとの物語─平家の時代を描く─ 塩山貴奈
藤原の人びと
12 良房・基経
藤原良房と基経
─摂関政治の礎を築いた二人の〝共演〟─ 村口進介
13 道綱母
道綱母─『蜻蛉日記』以外に見る二つの像─ 櫛井亜依
14 中関白家
中関白家
─『枕草子』『栄花物語』『大鏡』、それぞれの伊周像─
高橋照美
15 道長
藤原道長─「唯一無二」の「権者」─ 浅尾広良
16 行成・実資
先に逝く妻、子への思い─藤原行成と藤原実資の場合─
土居奈生子
17 頼通
藤原頼通と物語 野村倫子
18 定家
藤原定家
─天才歌人の雅俗の逸脱と確執、父俊成の庇護─
松浦あゆみ
後宮の人びと
19 伊勢
伊勢─巧緻な歌が紡ぎ出す物語的創造力─ 勝亦志織
20 清少納言
清少納言をめぐる物語的創造力
─「誇りかなり」「行末」を軸として─ 東 望歩
21 紫式部
紫式部─二一世紀作品における人物像を中心に─
星山 健
22 赤染衛門・和泉式部
愛の歌仙
─和歌の評価・交流・説話から迫る
赤染衛門と和泉式部の魅力─ 池田大輔
23 菅原孝標女
〈文学時空〉の中の菅原孝標女
─『更級日記』の異端性を中心として─ 中島正二
臣下の人びと
24 小野篁
小野篁─その男、鬼才にして─ 井野葉子
25 菅原道真
物語的創造力の象る「菅原道真」 辻 和良
26 紀貫之
天地鬼神の心を動かす貫之の力
─『土左日記』注釈における神的イメージのバイアス─
東原伸明
27 安倍晴明
安倍晴明─説話の豊穣と物語の冷静─ 中島和歌子
28 もののけになった人びと
もののけになった人びと─敗者の恨みとその物語的展開─
小笠原愛子
あとがき
辻 和良・小笠原愛子・勝亦志織・亀田夕佳・村口進介
執筆者紹介
付録
①ゆかりの地 勝亦志織・近藤さやか
②人物・作品一覧 藤井華子・村口進介




